某サイトでお題がありました。
でもどーやってもエラーで投稿出来ませんでした;;
まぁせっかく書いたのでうpしときます。
NATURALに書くべきだったかな?
恋愛モンとかわかんねぇぇぇえええええええ!!!
「明日、バレンタインだね」
「――――。そうだったね。言っとくけど、忙しいからね?」
学校の帰り、彼がいきなり言い出した。
『手をつなごう』と、言われた後に。
付き合い始めて、2年が経つ。
お互い、性格も分かってきたし、彼が何を好きなのかも分かってきた。
だけど、今は必死なんだ。
「そう・・だよね。受験だしね・・・」
「うん。受験だから」
嘘つき。
今までだってチョコなんか上げてない。
何かにつけて照れで渡してない。
だって、おかしいじゃん。
今まで楽しい仲間で、ずっと笑いあってたらいつの間にか好きになってて、そしたら、告られて・・。
ここまで彼のおかげでとんとん拍子できた。
今更、自分からプレゼントなんてできないよ。
「明日、雪降るらしいから・・・受験会場行くの、気をつけてね」
「うん。ありがと」
ほら、こうやって彼から心配してくれる。
だから私は自分から何も出来ないんだ。
「じゃ、帰って勉強しなきゃいけないから、先かえるね」
「うん。明日がんばってね」
「がんばる」
また嘘ついた。
自分から手を離した。
照れて赤くなった顔を隠すために、マフラーを顔いっぱいに上げて帰った。
「はぁー。そろそろ寝ようかな」
午前12時。
外は雪が積もっている。
「(大丈夫・・・大丈夫・・)」
受験の恐怖に、体が震える。
そんな時に、彼の優しい笑顔が浮かんだ。
「(・・・ははっ、落ち着いた)」
いつだって、どこだって、彼はいなくても。
彼の記憶が有れば、私は大丈夫。
コツン。
「?」
窓に何か当たった。
じっと見ていると、白い物が当たった。
外から誰かが投げてるんだ。
「誰だー!?イタズラするの・・・・は・・?」
勢いよくあけた窓の奥にいたのは、彼だった。
「ど、どうしたの」
「明日、受験だよね?」
「う・・うん」
「明日、バレンタインだよね」
「え?・・・うん」
もらえないことを、そんなに引きずっているんだろうか?
そんな彼じゃないはずだけど。
「これっ、あげる!!」
「わっ」
小包が、投げ込まれた。
白い布に包まれた物。
「何・・?これ」
「開けてみて」
少し冷えたそれは、プレゼント用に包装された箱と、お守りだった。
「一つは受験合格のお守り!ひとつは・・・」
「?」
「僕からのバレンタインチョコレート!」
「・・・っ!」
「明日、がんばって!ホワイトデー期待してるからね!!じゃ!」
彼は、暗い夜の中に消えていった。
私は、その時見た。
珍しい、彼の赤くなった顔。
「っ・・・ばか・・・男がバレンタインにあげて・・どうすんのよっ・・・」
はずかしいやら、うれしいやら、なんだか分からないけれど、とりあえず。
「・・・っう・・・っ・・・」
泣いてみたりする。
「恭介!」
「?どうしたの?京子ちゃん」
ホワイトデー。
私は約束を守る女だよ。
「わ!」
「お返し。大好きだよ!」
いつも言えなくて、言いたかった言葉が言えた。
「・・・・・」
彼は驚いたようだけれど、ゆっくりこっちへやって来て、私の手を握った。
「ありがとう・・。僕も大好きだよ」
「・・ははっ!」
頬に落ちる雪はとけて、涙と一緒に流れた。
激しく赤面
(///´д`///)=3
そして激しく後悔・・・・・
なんてハズイんだ!
恥じをさらしているみたいだ!!!
部屋に一人だと思ってのんきに鼻歌歌ってたら姉ちゃんがいたみたいな恥だ!!(実話)
ぎゃぁぁぁぁっぁああああああああああああ!
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ちなみに、白虎←ビャッコって読みます。
いろいろ語ったっちゃいますよーん
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